ケガをしたショベルカー

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Bit Beans

絵本メイキング

ケガをしたショベルカーのメイキングをご紹介します。
息子へのおやすみ前のものがたりを、Bit Beansで絵本にしたい
ケガをしたショベルカー
2009年9月。打ち合せからの帰り道、九段下の喫茶店で、森さんとビールも飲まずに語り合っていました。 Bit Beansでいったい何をしていきたい? 自分たちにいったい何ができるだろうねえ。と。そして、
「オレ、将来絵本をつくりたいかも。これパパの会社がつくったんだよって、子供に見せたい。」
彼が放ったその言葉が、この絵本プロジェクトの始発点だと思っています。
このお話はもともと私の息子が2歳だったとき、おやすみの前にきかせた創作話です。語り聞かせるお話と言えば桃太郎くらいしかレパートリーのない私が、子供に「別の話」をせがまれてやむなく生み出したいくつかのお話。そのうちのひとつが、「ケガをしたショベルカー」として絵本になりました。 私は原案者ではあるものの、プロジェクトがはじまってしまえばそれはスタッフみんなのもの。Bit Beansの仲間全員で磨きあげ、育てた物語だと思っています。 9月初旬から3ヶ月の間、日々の仕事を進めながらの作業は全く無理がなかったわけではありません。けれど、こうして完成にまでこぎつけられたのは、スタッフ全員が「絵本をつくる」ことにこころから夢を託せたから。 プロジェクト開始から完成まで、濃密な3ヶ月のメイキングを、どうぞご覧ください。
でむら あさこ 担当:原案(絵作り)
STEP1:ラフを描く
まずは作戦会議。
ストーリーのテキストプリントを前にシーン分けしていきます。そしてそのシーンの大まかな絵づらを、ああでもないこうでもないと…デザイナー4人で作成。
同時に絵のトーンや作業の進め方も決定しました。
STEP2:原画を起こす
ラフに沿って必要なパーツを原画として起こしていきます。
全てのパーツを起こすのに使ったイラストボードは45枚!
中には残念ながら使われなかったイラストも…。
STEP3:PCに取り込んで絵づくり
スキャナーで取り込んだ原画に色をつけて「絵」に組み立てていきました。水彩絵の具で作ったテクスチャや素材を貼り込んでいきます。
通常の業務の空き時間を使っての絵づくり。絵本として印刷できるデータ容量での作業は思いのほか時間がかかりました。
STEP4:精査→制作→精査…
今回はスタッフの中の誰かをディレクターとしてたてたわけではなく、一同の話し合いのもとに制作を進めるスタイル。
何度も何度も集まりながら、足りないもの・修正する箇所を話し合い、作品の精度を高めていきます。
STEP5:文の精査
もともとの文章は日記風に書かれたおやすみ前に話したおはなし。(こちら)それを絵本の文にしていかなければなりません。一斉メールで何度も文案が飛び交います。
同時にタイトルに関してもいくつか案が出ました。キャラクターに名前をつけよう…とも。
STEP6:文をレイアウト
そうして完成した文章を画面にレイアウトしていきます。 こどもが読みやすいように…。
今回はテープを切って貼ったようなレイアウトを採用しました。
STEP7:絵本にあった音楽を作成
サイト内の音楽もBit Beans の作品。
絵本の仕上りを見ながらシーンごとに音を作り上げていきます。
そして…アニメーションを入れてサイトに!
できあがった絵本は、まずは私たちの本領であるWEBで公開。絵本用につくられた絵にアニメーションをつけるために、原画から素材を描き加えてアニメーションさせています。
(正式版近日公開予定)
制作スタッフから「制作後記」
さとう ゆうご 担当:原画(絵作り)
絵本描いてよ。と誘われて始まったこのプロジェクト。
やってみたかった事を、力を合わせて笑顔で作っていく事ができました。
楽しみながらこだわっていけたこの絵本を見てくれた方々にも、Bit Beansの楽しさが伝わってくれたら幸いです。
いしだ いずみ 担当:絵作り
ある日会社に突然やってきたショベルカー。
色んな場所を旅して、たくさんの動物と出会うショベルカーと一緒に、私にもたくさんの思い出が出来ました。
一つ一つのシーンをショベルカーになりきって作っています。どうぞ細部までお楽しみください。
こんの じゅんや 担当:レイアウト(文)
文章は、時間の経過と読む人へのリズムを作りたいと思い、テープ調のラインで区切り、できるだけ絵の邪魔にならないよう配置しました。タイトルロゴは、ベースフォントから物語に合うよう太さや丸みを細かく調整し、ちょっと懐かしく新しい文字に仕上がった気 がします。
おおつ のぶひろ 担当:文
今回改めて思ったのは、絵本は「こどものための本」であるということ。文字や言葉の選びかた、言葉数や配置の美しさの追求などもさることながらパパやママがこどもに読み聞かせる情景、またはこどもが1人で絵本を広げる場面を想像し伝わりやすく、素直に楽しんで戴ける表現を目指すべきところに難しさを感じました。
スタッフのみなさんと推敲を重ねて出来上がったこの物語を、ショベルカー好きも、そうでもない子も含め、たくさんのこどもたちに楽しんで戴ければスタッフ一同もショベルカーも幸せです。
あしだ こう 担当:音楽
音は絵や文字情報よりも早く身体に浸透して感情を左右してしまいます。読み進める上での道標になるべく、それでいて過剰に読み手を揺さぶることがないように心がけ、初めて読む皆さんとおんなじまっさらな気持ちで一気に作りあげました。また、劇伴の面白さにも触れられいい経験にもなりました。
今回はそれぞれのページの情感を感じながら、各曲別々に作っていきましたが、いつか全曲通した組曲として完成させてみたいですね。
もり かずしげ 担当:発想…?
色んな情報が通り過ぎていく仕事をしている中で、何か残るものを作りたいという気持ちがあります。それは形として残っていくだけではなく、見てくれた人や作った人の心に残るものでありたい。「ケガをしたショベルカー」はそういったものになれたのかな。
出村さんが子供に語っていた物語を、BitBeansのスタッフによって作り上げた絵本。お子さんがいらっしゃる人はぜひお子さんと一緒にお楽しみください。
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